|
ライブ&イン・リヴィング・カラー |
70年代初頭のサクラメント・メモリアル・オーディトリアムにおけるライブ盤。すでに完成されている彼らのファンクが響きわたる。70年代初頭ということもありさほど音質がいいとはいえないライブ盤であるが、演奏そのものは重量感あふれる腰の落ち着いたものでROCCOの技も冴え渡り曲そのものの魅力を見事に引き出している。WHAT
IS HIPの演奏は抑え目の演奏ながらもそのリズムのスリルは見事であるしなにしろバンドの一体感を楽しむ事ができる。ただ現在はSOUL VACCINATIONという大傑作ライブ盤があるためちょっと価値半減といった感じがある。。しかしKNOCK
YOURSELFにおける長尺の録音もこの時代ならではものかもしれない。こんなにソロを大胆にフューチャーすることができる時代。バンドという存在が希薄になってきている現在においてこのような録音ができたこの時代がうらやましく思える。しかしなんともはやすばらしい演奏力だ。
このファンクバンドの凄さがここにある。
|
曲目 |
1.DOWN IN THE
NIGHTCLUB(BUMP CITY)
2.YOU'RE STILL YOUNG MAN
3.WHAT IS HIP?
4.SPARKING IN THE SAND
5.KNOCK YOURSELF OUT |
|
|
|
|
|